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米リフト株急落、４－６月売上高の伸びがコロナ禍以来の低水準
概要：配車サービスの米リフトの株価が８日の時間外取引で急落した。同社が示した７－９月（第３四半期）利益見通しは市場予想を上回ったが、４－６月（第２四半期）の売上高の伸びが２年ぶりの低水準にとどまった。同社は利用者数の回復に苦慮している。
４－６月売上高は３％増の10億2000万ドル－ここ数四半期から急減速
アクティブライダーは８％増の2150万人－コロナ禍前なお下回る
配車サービスの米リフトの株価が８日の時間外取引で急落した。同社が示した７－９月（第３四半期）利益見通しは市場予想を上回ったが、４－６月（第２四半期）の売上高の伸びが２年ぶりの低水準にとどまった。同社は利用者数の回復に苦慮している。
発表資料によると、４－６月期売上高は３％増の10億2000万ドル（約1500億円）。市場予想並みだったが、ここ数四半期からの急減速を示した。発表を受け、株価は時間外取引で一時10％安となった。
４－６月期のアクティブライダー（四半期に１回以上利用した顧客）は前年同期比８％増の2150万人で、市場予想を上回った。日常的な移動や空港への送迎で利用が増えた。同社によれば、ライダーの利用頻度はこの２年余りで最高水準に達したが、アクティブライダー数は新型コロナウイルス禍前の2290万人をなお大きく下回っている。
４－６月期の調整後ＥＢＩＴＤＡ（利払い・税金・減価償却・償却控除前利益）は4100万ドルで、市場予想の2830万ドルを上回った。リフトは７－９月期については7500万－8500万ドルを見込む。この上限は一部アナリスト予想の２倍近い水準。
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