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マイクロン９－11月期、予想以上の赤字幅見通し－株価下落
概要：メモリーチップメーカー米最大手マイクロン・テクノロジーが示した９－11月（第１四半期）損益見通しは市場予想以上の赤字幅だった。業界低迷がなお重しになっている。
メモリーチップメーカー米最大手マイクロン・テクノロジーが示した９－11月（第１四半期）損益見通しは市場予想以上の赤字幅だった。業界低迷がなお重しになっている。
同社によると、９－11月期は一部項目を除いた１株損失が最大1.14ドルになる見通し。アナリスト予想は96セントの赤字だった。一方、売上高はこの期間に回復に転じる見通しで、同社は42億－46億ドル（約6300億－6900億円）を見込む。市場予想は42億1000万ドル。
株価は時間外取引で一時３％余り下落した。
マイクロンや競合相手のサムスン電子、ＳＫハイニックスにとって、2023年は厳しい年になっている。パソコンやスマートフォンという各社の主要市場の顧客は、需要低迷と部品の過剰在庫への対応で発注を減らしている。この日の発表はさらなる悪材料で、回復を巡る投資家の楽観論が時期尚早であることを示唆している。
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