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概要:8日の米株市場では、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる中小米銀10行の格付け引き下げ、主要6行の格下げ方向での見直しを受け、銀行株が軒並み下落した。
ステート・ストリートが1.6%安、トゥルイストも0.6%安で終了
キャピタル・ワン0.6%安、PNC1.8%安、シチズンズは1.6%安
8日の米株市場では、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる中小米銀10行の格付け引き下げ、主要6行の格下げ方向での見直しを受け、銀行株が軒並み下落した。
格下げ方向の見直しが発表された主要行のうち、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)が1.3%安、ステート・ストリートが1.6%安、トゥルイスト・ファイナンシャルは0.6%安で取引を終えた。USバンコープは一時5.9%急落したが、プラス圏に戻して終了した。
格下げされた中小行のうち、M&Tバンクは1.5%安、ウェブスター・ファイナンシャルは0.9%安で取引を終えた。
ムーディーズは、キャピタル・ワン・ファイナンシャルとPNCファイナンシャル・サービシズ・グループ、シチズンズ・フィナンシャル・グループなど11行の格付け見通しも「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。株価はキャピタル・ワンが0.6%安、PNCが1.8%安、シチズンズは1.6%安など。
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