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概要:米財務省短期証券(TB)はこの1週間、需要が堅調に推移したが、短期資金を運用するミューチュアルファンドなど一部の伝統的な買い手は、現金の主な置き場所として米連邦準備制度を選好するかもしれない。
2023年8月9日 9:42 JST
先週の流通市場でTB売却が毎日増えた-BNYメロン
利回りにさほど差がなく、MMFはRRPに資金を留め置く公算も
米財務省短期証券(TB)はこの1週間、需要が堅調に推移したが、短期資金を運用するミューチュアルファンドなど一部の伝統的な買い手は、現金の主な置き場所として米連邦準備制度を選好するかもしれない。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)の外国為替・マクロストラテジスト、ジョン・ベリス氏は自社のiFlowのデータを引用し、先週の流通市場でTB売却が毎日増えたと、顧客向けリポートで指摘した。プライマリーディーラーはTB保有を減らしており、高めの利回りでTBの買い手を見つけてきたことがうかがえる。債務上限問題で激減した財源の補充に向け、政府は国債入札規模を拡大している。
だがベリス氏によれば、大口のTB買い手であるマネーマーケットファンド(MMF)は、5.3%の金利が得られる連邦準備制度の翌日物リバースレポ(RRP)ファシリティーからの資金シフトを鈍化させている可能性がある。
TB全体の需要動向を受け、3カ月物TB利回りとオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)の格差はゼロをわずかに上回る水準に縮小。1カ月前は一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)だった。
「TBは値下がりし、イールドカーブ全体で利回りはRRP金利5.3%を上回るが、RRPから大量資金流出の新たなうねりを生み出すほどではさそうだ」とベリス氏は指摘した。
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