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フィリピン中銀、利上げ継続へ インフレ率は12月がピーク＝総裁
概要：［マニラ ２０日 ロイター］ - フィリピン中央銀行のメダラ総裁は２０日、インフレ率を２０２３年第３・四半期に３％付近まで引き下げることを目指していると述べ、来年一段の利上げを行う可能性を排除できない
［マニラ ２０日 ロイター］ - フィリピン中央銀行のメダラ総裁は２０日、インフレ率を２０２３年第３・四半期に３％付近まで引き下げることを目指していると述べ、来年一段の利上げを行う可能性を排除できないと指摘した。
国内のインフレ率は１２月にピークに達する可能性が高いとの見方を示した。
１１月のインフレ率は前年比８．０％と、１４年ぶりの高水準だった。１─１１月のインフレ率は５．６％で、中銀の年間インフレ目標である２─４％を上回っている。
「われわれの目標は来年第３・四半期までにインフレ率を２─４％、できれば３％に近づけることだ」と記者団に述べた。
フィリピン中銀は７月と１１月の７５ベーシスポイント（ｂｐ）の利上げを含め、今年合計で３００ｂｐの利上げを行った。
メダラ氏は来年の金利の調整はより小幅なものになる可能性が高いと述べた。
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