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概要:米連邦準備理事会(FRB)が16日に発表した11月の鉱工業生産指数は、製造業生産指数が前月比0.7%上昇の100.6と、2019年1月以来の高水準を付けた。消費の対象がモノからサービスに戻る中でも、モノに対する強い需要が見られ、製造業活動は広範に上向いた。
米連邦準備理事会(FRB)が16日に発表した11月の鉱工業生産指数は、製造業生産指数が前月比0.7%上昇の100.6と、2019年1月以来の高水準を付けた。写真は5月26日撮影(2021年 ロイター/Timothy Aeppel)
[ワシントン 16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が16日に発表した11月の鉱工業生産指数は、製造業生産指数が前月比0.7%上昇の100.6と、2019年1月以来の高水準を付けた。消費の対象がモノからサービスに戻る中でも、モノに対する強い需要が見られ、製造業活動は広範に上向いた。
10月は1.4%上昇。11月の上昇率は市場予想と一致した。
自動車・部品は2.2%上昇。前月の10.1%に続く上昇となった。ただ半導体不足が重しになっており、前年比では5.4%低下した。自動車を除く製造業は0.6%上昇した。
11月は鉱業が0.7%上昇、公益業が0.8%低下。これらも含めた全体の鉱工業生産指数は0.5%上昇の102.3と、19年9月以来の高水準を付けた。
設備稼働率は、製造業が0.5%ポイント上昇の77.3%と、18年12月以来の高水準。鉱工業全体の稼働率は0.3%ポイント上昇の76.8%。上昇したものの、1972年─2020年の平均を2.8%ポイント下回っている。
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