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概要:[チューリヒ 16日 ロイター] - スイス国立銀行(SNB、中央銀行)は16日、政策金利をマイナス0.75%に据え置いた。スイスフラン高を抑制する為替介入を実施する方針も改めて示した。 同国の物価
[チューリヒ 16日 ロイター] - スイス国立銀行(SNB、中央銀行)は16日、政策金利をマイナス0.75%に据え置いた。スイスフラン高を抑制する為替介入を実施する方針も改めて示した。
同国の物価は上昇し、スイスフランは6年半ぶりの高値に上昇している。
ロイター調査ではエコノミスト全員が政策金利の据え置きを予想していた。
中銀はフランが「高く評価されている」と表明。中銀はこの文言を2017年9月以降、使用している。
中銀は「拡張的な金融政策を維持する」とし「それにより、物価の安定を確実にし、新型コロナウイルス禍からのスイス経済の回復を支援する」と述べた。
2021年の国内総生産(GDP)予測は約3.5%増。9月時点の約3%増から引き上げた。22年の予測は約3%増。
21年のインフレ率の予測は0.6%。9月時点の予測は0.5%だった。22年のインフレ率の予測は1%、23年の予測は0.6%。従来予測はそれぞれ0.7%、0.6%だった。
スイスではインフレが進行しているが、11月のインフレ率は1.5%と比較的低水準だった。中銀のジョルダン総裁は、インフレ率がこの水準でピークを打ち、来年は鈍化するとの見通しを示した。
総裁は、前回の政策評価以降、スイスフランが名目の貿易加重ベースで3%上昇し、新型コロナの流行開始後の上昇率が約6%に達していると指摘。
「名目ベースで上昇しても、実質ベースで同程度上昇するわけでない」とし「他国とのインフレ率の格差を考慮に入れた実質貿易加重ベースでは、スイスフラン相場は、新型コロナ流行開始以降、ほとんど変わっていない。このため、スイスフランが引き続き高く評価されているとの評価を変えていない」と述べた。
総裁は、海外の不透明要因でフランの需要が拡大する可能性があると指摘。中銀が引き続き状況を注視し、必要に応じて対応すると述べた。
キャピタル・エコノミクスは、スイスの金融政策の変更は依然としてかなり先になると指摘。「米連邦準備理事会(FRB)は来年3回の利上げを明確に示唆したが、スイス中銀の利上げは依然として遠い先になる」と述べた。
同社は「欧州中央銀行(ECB)とのマイナス金利の差を維持するスイス中銀の戦略は、当社の予測対象期間をはるかに超えて金利がマイナス0.75%で据え置かれる可能性が高いことを意味する」とし、2024年末まで変更はないだろうと見方を示した。
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