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概要:斉藤鉄夫国土交通相は16日の参院予算委員会で、建設工事受注動態統計に関し、会計検査院の調査を受け、都道府県に書き換え作業をやめさせた2020年1月以降も書き換えを行っていたのは、過去データとの比較のためと説明した。
ロイター編集
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12月16日、斉藤鉄夫国土交通相(写真)は参院予算委員会で、建設工事受注動態統計の書き換え問題に関し、会計検査院の調査を受けて2020年1月以降も書き換えを行っていたのは、過去データとの比較のためと説明した。都内で10月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
[東京 16日 ロイター] - 斉藤鉄夫国土交通相は16日の参院予算委員会で、建設工事受注動態統計に関し、会計検査院の調査を受け、都道府県に書き換え作業をやめさせた2020年1月以降も書き換えを行っていたのは、過去データとの比較のためと説明した。
木戸口英司委員(立憲)に対する答弁。
受注データを水増しした集計方法について統計法上不適切か、との質問に対し、斉藤国交相は「決して正当化しているわけでない。2019年まで間違った方法で統計を取ってきた」と説明。その上で、20年1月以降は「2019年までのデータとの比較という意味でその後15カ月間、正しい方法と従来の方法の2つ統計を取った」と語った。
データの書き換え主体に関し、斉藤国交相は「従前の(書き換えを行っていた時の)方法による集計を行うに際し、2020年1月の時点で、都道府県に対しては、書き換えなどの作業の依頼は撤回していたため、一時的に必要な作業は、国交省において行わざるを得なかった」と発言した。
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