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概要:17日の米国株式相場はS&P500種株価指数が続伸し、過去最高値を更新した。一方で、連邦政府の歳出法案を巡る交渉はまだ続いている。
17日の米国株式相場はS&P500種株価指数が続伸し、過去最高値を更新した。一方で、連邦政府の歳出法案を巡る交渉はまだ続いている。
米国の労働者を支援するプログラムが近く失効するにもかかわらず、民主・共和両党はまだ追加の景気対策で合意できていない。朝方発表された先週の新規失業保険申請件数は予想外に大きく増加し、両党に交渉妥結を促したと投資家は受け止めた。
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ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種が前日比0.6%上昇し3722.48。ダウ工業株30種平均は148.83ドル(0.5%)高い30303.37ドル。ナスダック総合指数は0.8%上昇。
米経済に回復腰折れの兆候が増えている。労働者や中小企業への支援措置は失効が目前に迫り、長い手詰まり状態を打破して新たな対策をまとめるよう政府・議会への圧力は高まっている。新型コロナウイルスの感染者、死亡者いずれも米国で記録を更新し続け、活動制限を強化する動きが広がっていることが経済を脅かすとあらためて警戒されている。
外国為替市場ではドル指数が2年ぶり安値を更新。米経済対策への楽観でリスク志向が高まり、逃避先通貨の買いは控えられた。ユーロは対ドルで急伸したものの、オーストラリア・ドルや北欧通貨に対しては下落。ポンドは堅調。英国と欧州連合(EU)の貿易協定を巡っては、妥結への希望がまだ残っている。
ニューヨーク時間午後4時10分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%低下。ドルは対円で0.3%安い1ドル=103円13銭。11月安値の103円18銭を割り込み、一時は0.6%安の102円88銭まで売られた。ユーロは対ドルで0.5%高い1.2264ドル。
米国債相場は上げを消して下落。新規失業保険申請とフィラデルフィア連銀製造業指数が弱い内容となり、朝方は上昇していた。10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇の0.93%。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は債券購入プログラムに変更を加えなかったことから、発表後には一時的に売りが出ていた。
ニューヨーク原油先物相場は4営業日続伸し、2月以来の水準を回復。米追加経済対策が合意に至れば、新型コロナワクチンが普及するまでの石油需要の喚起につながるとの見方が広がっている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は54セント(1.1%)高の1バレル=48.36ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は42セント高の51.50ドル。
ニューヨーク金先物相場は3日続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は1.7%高の1オンス=1890.40ドルと、1カ月ぶり高値で終了。金スポット価格はニューヨーク時間午後2時20分現在、1.1%高の1885.90ドル。
米金融当局は前日、経済支援継続の姿勢をあらためて示していた。この日は米経済対策協議で合意が近いとの楽観が高まった。RJOフューチャーズのシニアマーケットストラテジスト、ボブ・ヘイバーコーン氏は「金が再び選好されるようになったようだ」と述べた。
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